チャートは向きよりも位置を確認するためのもの

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幅魔王は2016年3月から株のサヤ取り投資を実践してきた。しかし、サヤ取りはリスクヘッジはできているものの、サヤが閉じる根拠に乏しい。そこで、2019年6月からサヤ取りをさらにパワーアップさせたロングショート戦略についてシミュレーションを開始した。ロングショート戦略では銘柄選定にチャートを用いているが、これは向きを確認するというよりは位置を確認するために用いている。

根拠に乏しいサヤ取りより根拠のあるLS戦略か

幅魔王は2016年3月から株のサヤ取り投資を実践している。サヤ取りとは相関の高い2つの銘柄のペアを抽出し、サヤが開いたときに相対的に上昇した銘柄を空売りし、相対的に下落した銘柄を買う投資手法である。つまり、仕掛けてからサヤが閉じれば利益が出て、サヤがさらに開くと損失が出てしまう。

このサヤ取りであるが、買い建てと売り建てをほぼ同じ金額で建てるため、相場の動きに左右されずリスクヘッジができている点では非常に優れた投資手法と言える。

一方で、サヤ取りにおける仕掛けペアの抽出は過去1~5年のサヤチャートを見て行う。そして、サヤが規則的な動きをしているペアを抽出し、規則性が崩れないことを前提にしてサヤが閉じることを見込んで仕掛を行うということを繰り返してきた。

当然のことながら規則性が崩れなければサヤ取りで利益を出すことができるが、規則性が崩れない根拠はどこにもない。

ということで、相場の動きに左右れないというサヤ取りの優位性は失わずに、サヤが閉じる根拠に乏しいサヤ取りよりも利益の出す根拠のあるロングショート戦略について2019年6月から検証を開始した。

チャートは向きよりも位置を確認するためのもの

ロングショート戦略はサヤ取りとは似て非なる投資手法である。正式に言えばロングショート戦略の1つとしてサヤ取りが含まれているといえる。

2019年6月からシミュレーションを開始したロングショート戦略の具体的な手法は以下の通りである。

楽天証券のスーパースクリーナーというツールを活用して独自の基準によって明らかに過小評価されており、株価が割安な銘柄と明らかに過大評価されており、株価が割高な銘柄をそれぞれ5~10銘柄ずつ抽出する。そして、割安な銘柄には買いをかけて、割高な銘柄には空売りをかける。1か月ほど寝かして損益を見るというものである。

割高な銘柄と割安な銘柄を抽出するための基準の1つとしてチャートを確認している。

株やFXなどで言われているテクニカル分析でもチャートが用いられるが、LS戦略ではテクニカル分析で用いられる方法とは違う方法でチャートを確認している。

テクニカル分析では、チャートの向きが重要視される。移動平均線がどのような方向を向いているかで上がるか下がるかの予想に用いられる。

しかし、LS戦略では移動平均線の向きなどは気にしない。移動平均線がどちらの方向を向いているかよりは過去10年で最高値に近いか最安値に近いかくらいしか確認していない。

例外はいくらでもあるが、一般的に見れば過去10年の最高値に近い銘柄は割高で今後下がる可能性が高いといえる。逆に今後上がってもそれほど上げ幅は大きくないであろう。逆に過去10年の最安値に近い銘柄は割安で今後上がる可能性が高いといえる。逆に今後去っても下げ幅は大きくないであろう。

もちろん、実際に経営状態が良くて最高値に近い銘柄や経営状態が悪くて最安値に近い銘柄もある。こういった銘柄は最高値に近くても上がる可能性が高いだろうし、最安値に近くても下がるかの可能性が高い。このような場合は、別の指標を見て除外していけばよい。

LS戦略では銘柄選定の基準としてチャートを確認するものの、移動平均線などチャートの向きは確認しない。過去10年の動きの中で現在どのくらいの位置にあるかを確認するだけである。

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幅魔王のプロフィール


大企業脱サラ個人経営者
東京大学、東京大学大学院を卒業し、大手企業に入社
順風満帆に出世街道に乗る平凡な人生を歩むものと思われていた。
しかし、出世したところで仕事量、責任が増えるだけで大して給料は上がらない。 むしろ絶対に出世したくないと思っていた。 一方で、出世しないと左遷され、子会社・取引先・辺境の地に飛ばされてしまう。
出世も左遷も嫌ということで、入社6年目の2012年に脱サラに興味を持ち始める
2013年にGBC(今のVBC)と出会い、脱サラを目指し、物販ビジネスを開始
物販ビジネスを開始後、半年間は赤字だったが、それ以降黒字に転じる。
2014年12月以降、急激に売上が伸び、2016年1月~3月にかけて月利50万円を3か月連続で達成する。
2016年10月 入社10年目34歳にして大企業の看板と安定収入を捨て、無謀にも脱サラし、個人経営者として歩み始める