反対説の各論を挙げてそれをすべて否定しないと説得力がない

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2017年1月に運営事務局が消滅し、立ち消え状態となってしまった100億円不動産王倶楽部であるが、それまでジアーストレンドというコンテンツで100億円不動産王が世界経済の現状を説明していた。その中でどうしても納得がいかなかったのが「アメリカ経済が堅調である」という見解である。多くの専門家がアメリカ経済は崩壊していると言っている中で果たしてどちらの見解が正しいといえるのだろうか?

アメリカ経済は堅調なのかそれとも崩壊しているのか

幅魔王は脱サラを目指すべく2013年に100億円不動産王倶楽部に入会した。

しかし、GBC(現VBC)を除いては失敗案件ばかりであり、2015年から活動が全くなされなく成り、2017年1月には運営事務局が消滅し、事実上の立ち消え状態となってしまった。

この100億円不動産王倶楽部であるが、活動がなされない中でもジアーストレンドというコンテンツは毎月配信されていた。ジアーストレンドでは100億円不動産王ことチャーリータカ氏が世界中を回って世界経済の現状が説明されていた。

その中で毎回疑問に思っていたことがあった。100億円不動産王はヨーロッパ、中国、日本の経済リスクについては詳細に説明するのにアメリカ経済だけは「アメリカ経済は相変わらず好調であり」とか「引き続きアメリカ経済は堅調です」というだけでリスクについて一切触れなかった。

多くの専門家がアメリカ経済は崩壊しているといっている中で何を根拠にアメリカ経済は堅調であるといっているのだろうか?実に疑問であった。

反対説の各論を挙げてそれをすべて否定しないと説得力がない

アメリカ経済が崩壊していることを主張する専門家はいくつか理由を上げて説明している。

・2011年の債務上限引上げ問題でアメリカが財政赤字で国家デフォルト寸前であることが表面化した
・二極化が進み人口の3分の1が貧困層となり、生活保護を受け税金も払えない状況にある
・シェールガスバブルが崩壊し、関連企業が連鎖倒産した
・デトロイト市など自治体の財政が連鎖破たんした
・ロシア・イラン・ベネズエラなど石油取引にドルを使わない国が現れ始め、石油ドル体制に揺らぎが生じている

これだけの根拠を上げてアメリカ経済の崩壊を説明すると説得力がある。

一方で100億円不動産王が主張する”アメリカ経済堅調説”は何も根拠がない。なぜ堅調なのかを説明していないのはもちろんであるが、反対説(アメリカ経済崩壊説)の否定もしていない。

一方でアメリカ経済が崩壊していることを主張する人はアメリカ経済が堅調であると主張する人の言説も否定している。

・株価が上がっても一部の人の含み益が増えるだけでアメリカの実体経済は何も良くなっていない
・GDPが上がっていると報道されているが、速報値と実際の数値にはずれがあり、速報値が出た後下方修正されている
・雇用統計が改善されたと報道されているが、就職を諦めた人は求職者の対象に入らないので、就職を諦めた人が増えたから雇用統計の数値が良くなったように見えるだけである

ある言説を説明するときはその根拠となる事実を説明するのはもちろんのこと反対説を否定しないと説得力がない。100億円不動産王はことあるごとにアメリカ経済が堅調であることを主張してきたが、自説の根拠を説明することもなく反対説を否定することもなかった。

どう考えてもアメリ経済崩壊説のほうが説得力がある。

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幅魔王のプロフィール


大企業脱サラ個人経営者
東京大学、東京大学大学院を卒業し、大手企業に入社
順風満帆に出世街道に乗る平凡な人生を歩むものと思われていた。
しかし、出世したところで仕事量、責任が増えるだけで大して給料は上がらない。 むしろ絶対に出世したくないと思っていた。 一方で、出世しないと左遷され、子会社・取引先・辺境の地に飛ばされてしまう。
出世も左遷も嫌ということで、入社6年目の2012年に脱サラに興味を持ち始める
2013年にGBC(今のVBC)と出会い、脱サラを目指し、物販ビジネスを開始
物販ビジネスを開始後、半年間は赤字だったが、それ以降黒字に転じる。
2014年12月以降、急激に売上が伸び、2016年1月~3月にかけて月利50万円を3か月連続で達成する。
2016年10月 入社10年目34歳にして大企業の看板と安定収入を捨て、無謀にも脱サラし、個人経営者として歩み始める