サヤ取りは終値判断寄付き決済

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現時点ではサヤ取りをやるときは場中には一切動かず、すべて終値で判断し次の営業日に寄付きで成行決済するようにしている。というのも場中に動くとどうしても感情が働いてしまい、利小損大になってしまうからである。

利確だけ場中に決済することもあったが

幅魔王は2016年3月から株のサヤ取り投資を実践している。サヤ取りとは相関の高い2つの銘柄を抽出し、サヤが開いたときに相対的に上昇した銘柄を空売りし、相対的に下落した銘柄を買う投資手法である。

つまり、サヤが閉じれば利益が出て、サヤがさらに開けば損失が生じる投資手法である。

このサヤ取りであるが、決済のルールに関しては時間と金額の両方で設定している。つまり、2つの銘柄のペアの合計損益が一定の金額に達したら設定した期間に到達していなくても決済している。そして、合計損益が一定の金額に達することなく一定の期間が過ぎたらその場合も強制的に決済するようにしている。

2017年5月と8月にこのサヤ取りで大きな損失を出してしまったが、そのときは利確と損切で若干ルールが異なっていた。

というのも利確の時は場中に決済するようにし、損切の時は場中には決済せず終値で判断して次の日の寄付きで成行決済するようにしていた。

なぜこのようにしていたかというと、一瞬だけ利確ラインまたは損切ラインに到達した後、元に戻ってしまうペアがあったときに損しないようにしたかったからである。

「あの瞬間に利確しておけば」とか「損切せずに待っておけば損失が減ったのに」という後悔をなくすために利確の時は場中に決済するようにし、損切の時は場中には決済しないというルールを設定したのである。

サヤ取りは終値判断寄付き決済

しかし、利確と損切でルールを変えてしまうと「利小損大」になってしまって、実損がどんどん増えてしまうという現象が生じた。

確かに一瞬だけ利確ラインまたは損切ラインに到達した後、元に戻ってしまうペアもいくつかあった。しかし、通常は場中に利確・損切ラインに到達すると終値ではそれ以上に利益または損失が拡大していることが多い。その日には元に戻っても次の営業日では利益または損失が拡大するパターンもかなりあった。

サヤ取りは仕掛けのタイミングを正しくすれば長期的に見て必ず利益のほうが大きくなる投資手法である。利確と損切のタイミングを変えたがために利小損大にして利益を減らしてしまうのはもったいない。

そこで、利確と損切のタイミングを合わせることにした。

利確と損切のタイミングを合わせるとして両方とも場中に決済するとどのようなことになるのか?

場中に決済しようとするとどうしても感情が入りやすくなる。利確ラインに到達したときは喜んで利確しようとするが、損切ラインに到達したときは見て見ぬふりをしてしまう可能性が高い。

「もう少し待てば損切ラインから元に戻るのではないか?」と思い、損切りせずに様子を見ている間に損失がさらに拡大してしまうことが頻発するのではないだろうか?

場中に判断しようとすると感情が働いてしまい、利確と損切の条件が合わなくなってしまう。だからこそ、サヤ取りでは場中に判断せずすべて終値判断寄付き決済するというのが正しいやり方であると考えている。

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幅魔王のプロフィール


大企業脱サラ個人経営者
東京大学、東京大学大学院を卒業し、大手企業に入社
順風満帆に出世街道に乗る平凡な人生を歩むものと思われていた。
しかし、出世したところで仕事量、責任が増えるだけで大して給料は上がらない。 むしろ絶対に出世したくないと思っていた。 一方で、出世しないと左遷され、子会社・取引先・辺境の地に飛ばされてしまう。
出世も左遷も嫌ということで、入社6年目の2012年に脱サラに興味を持ち始める
2013年にGBC(今のVBC)と出会い、脱サラを目指し、物販ビジネスを開始
物販ビジネスを開始後、半年間は赤字だったが、それ以降黒字に転じる。
2014年12月以降、急激に売上が伸び、2016年1月~3月にかけて月利50万円を3か月連続で達成する。
2016年10月 入社10年目34歳にして大企業の看板と安定収入を捨て、無謀にも脱サラし、個人経営者として歩み始める