もしも株のサヤ取りツールが使えなくなったら


世の中のほとんどの投資は「この案件は今後上昇(下落)するであろう」という他人の情報に依存している。しかし、サヤ取りは他人にほとんど依存しない投資手法である。強いて言えばサヤ取りはツールに依存していると言えるかもしれない。しかし、ツールが万一なくなっても新しく作ればいいのである。

ツールにしか依存しないサヤ取り

幅魔王は2016年3月から株のサヤ取り投資を継続している。

サヤ取り投資とは、相関の高い2つの銘柄を抽出し、2つの銘柄のサヤが開いたときに相対的に高い銘柄を空売りし、相対的に安い銘柄を買う投資手法である。

これらの銘柄の抽出というのは過去と現在の株価を基にした統計学に基づいてツールが自動で行っている。

つまり、「この銘柄の会社はこういった情報が流れているから今は相対的に高い状態にある」といった裏の情報は一切含まれていない。

投資というのはほとんどが「この案件は今後上昇(下落)する」という他人の情報に基づいて行われる。だからこの「他人の情報」に信ぴょう性がなければ投資で資産を増やすことはできないし、他人の情報に信ぴょう性があるかどうかは実際に投資をしてみないとわからない。

一方、サヤ取りは統計学という数学的な法則に基づいて行われ、一切他人の情報には依存しない。そのため、一時的には損失が出る可能性はあるが、長期的に見ればほぼ100%の確率で利益が出る手法であると言える。

もしも株のサヤ取りツールが使えなくなったら

サヤ取りは他人の情報に依存しない投資手法であるが、唯一ツールに依存していると言える。

もし、このツールが使えなくなってしまったらどうなるのか?

例えば、サヤが異常に開くペアが続出し、ツールの使用者が「ツールが悪い」とクレームをつけることも考えられる。クレームが続出した場合、ツールの開発者が怒って「そんなことを言うならツールの提供を辞める」と言うかもしれない。

このようなことはまず起きないとは思うが0%ではない。

もしそうなったとしてもサヤ取り投資が全くできなくなるわけではない。

ツールをプログラミングして自分で作るのは難しいかもしれないが、サヤ取り投資の仕組みは実に簡単である。相関係数、標準偏差、正規分布と言った統計学の専門用語の内容を数個理解できれば、サヤ取り投資のツールの仕様を理解することができる。

自分でプログラミングができないのであれば、プログラミングが得意な他人に外注すればいいだけである。もちろん費用がかかるのは当然のことであるが、ツールの開発者もツールによって儲かるということがわかれば費用を安くすることができるかもしれない。

現在出回っているサヤ取りツールがすべて使えなくなる可能性は限りなく0に近いが、もしそうなったとしても新たにツールの開発を外注すればいいだけである。

サヤ取り投資は他人の情報に依存しない投資手法である。そして、ツールに依存する投資手法と言えども仮にツールが使えなくなってもその道が全く閉ざされるわけではない投資手法と言える。

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幅魔王のプロフィール


大企業脱サラ個人経営者
東京大学、東京大学大学院を卒業し、大手企業に入社
順風満帆に出世街道に乗る平凡な人生を歩むものと思われていた。
しかし、出世したところで仕事量、責任が増えるだけで大して給料は上がらない。 むしろ絶対に出世したくないと思っていた。 一方で、出世しないと左遷され、子会社・取引先・辺境の地に飛ばされてしまう。
出世も左遷も嫌ということで、入社6年目の2012年に脱サラに興味を持ち始める
2013年にGBC(今のVBC)と出会い、脱サラを目指し、物販ビジネスを開始
物販ビジネスを開始後、半年間は赤字だったが、それ以降黒字に転じる。
2014年12月以降、急激に売上が伸び、2016年1月~3月にかけて月利50万円を3か月連続で達成する。
2016年10月 入社10年目34歳にして大企業の看板と安定収入を捨て、無謀にも脱サラし、個人経営者として歩み始める