決算期はこれ以上開かないと思ったペアが予想外に開く

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幅魔王は2016年3月から株のサヤ取り投資を実践している。サヤ取り投資は空売りと買いを同時にかけるので、非常にリスクが低い投資手法として知られている。しかし、5月は決算発表をする企業が相次ぎ、サヤが予想外に開くペアが多く損失が拡大している。

決算期はこれ以上開かないと思ったペアが予想外に開く

幅魔王は2016年3月から株のサヤ取り投資を実践している。

サヤ取り投資とは、相関の高い2つの銘柄のペアを抽出し、サヤが開いたときに相対的に高い銘柄を空売りし、相対的に安い銘柄を買う投資手法である。

つまり、サヤが閉じれば利益が出て、さらにサヤが開けば損失が出る投資手法と言える。

サヤ取り投資では統計学的に異常なほどサヤが開いたペアを抽出している。1日、2日という短いスパンで見ればさらにサヤが開くペアも多い。しかし、1か月、2か月というスパンで見ればサヤが閉じるペアのほうが多いのが通常である。

しかし、2017年5月は予想に反してさらにサヤが開くペアが続出して損失が拡大している。

原因は決算である。5月は決算発表をする企業が多い。決算は発表がある前にある程度それを見越して株価が上下する。そして、発表された数値が予想値とかい離しているとさらに株価が激しく上下する。

今年は決算が予想された数値よりも極端な数値であった企業が続出したのかもしれない。

それでも損失は最大で1か月15%

2017年5月は決算発表でサヤが異常に開くペアが続出し、サヤ取りでかつてないほど損失が出てしまっている。

とは言え、サヤ取りは空売りと買いを同時にかける投資手法なので、最悪の事態を想定しても損失は限定的と言える。

サヤ取り投資では、損切ラインを設定する。幅魔王の場合は損失が建代金合計の5%以上となったときに損切をしている。

信用枠のすべてを使ってペアを建てて、すべてのペアが損切ラインに到達したときの損失はどのくらいになるのだろうか?

信用取引は保証金の約3倍の金額まで取引をすることができる。ということはすべてのペアで5%の損切ラインを超えたときは、信用口座に入れた保証金の15%を失うことになる。

1か月で15%もの資産を失うとなると多いと感じる人もいるかもしれない。しかし、これはあくまで最悪の想定をしたときである。

幅魔王2017年5月はかなり損失を出した。とはいうものの、すべての銘柄が損切ラインに達したわけではない。逆に利確ラインに到達した銘柄もある。

片張り投資をやっていた場合、信用枠をフルに使っていたらどうなっていただろうか?株価が1か月で15%以上下落するということは普通にあり得る話である。上場廃止になって0円になるリスクすらある。もっと最悪なのが空売りをしていて株価が2倍になった場合である。こうなったらもはや目も当てられない。

サヤ取り投資はリスクが低いとは言えども損失が拡大する時期もある。しかし、あり得ないくらい最悪の事態を想定しても証券口座に入れた保証金の15%を失う程度で済むのである。

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幅魔王のプロフィール


大企業脱サラ個人経営者
東京大学、東京大学大学院を卒業し、大手企業に入社
順風満帆に出世街道に乗る平凡な人生を歩むものと思われていた。
しかし、出世したところで仕事量、責任が増えるだけで大して給料は上がらない。 むしろ絶対に出世したくないと思っていた。 一方で、出世しないと左遷され、子会社・取引先・辺境の地に飛ばされてしまう。
出世も左遷も嫌ということで、入社6年目の2012年に脱サラに興味を持ち始める
2013年にGBC(今のVBC)と出会い、脱サラを目指し、物販ビジネスを開始
物販ビジネスを開始後、半年間は赤字だったが、それ以降黒字に転じる。
2014年12月以降、急激に売上が伸び、2016年1月~3月にかけて月利50万円を3か月連続で達成する。
2016年10月 入社10年目34歳にして大企業の看板と安定収入を捨て、無謀にも脱サラし、個人経営者として歩み始める