サヤ取りは最悪でも証券口座の資産が15%減るだけ


サヤ取りは空売りをするので、必ず信用取引を行う株式投資手法である。信用取引というとそれを聞いただけでリスクが高いと思う人がいるかもしれない。しかし、どんなに最悪の状況でも資産が15%減るだけの非常にリスクの低い投資手法といえる。

信用取引を必然的に行うサヤ取りはリスクが高いのか?

幅魔王は2016年3月から株のサヤ取り投資を実践している。

サヤ取り投資とは、相関の高い2つの銘柄を抽出し、相対的に上昇した銘柄を空売りし、相対的に下落した銘柄を買う投資手法である。

サヤ取りは空売りをするので必然的に信用取引を行う。信用取引というと非常にリスクが高いというイメージがある。

サヤ取りは非常にリスクが低く手堅く資産を増やせる投資手法でありながら、他人に薦めると決まって「信用取引はリスクが高い」といった回答が返ってきて誰もやろうとしない。

信用取引は追証が怖いと言われている。追証が発生し、追証を支払うことができないと強制的に反対売買がなされ、損失が確定してしまう。

株式投資の場合は3倍までレバレッジをかけることができる。損失が確定するのが嫌で追証を支払い続けても含み損が回復しないという状況になるとどんどん損失が膨らんでしまう。こう考えると信用取引では現物取引とはまた違った怖さがあるといえる。

サヤ取りは最悪でも証券口座の資産が15%減るだけ

では信用取引を必然的に行うサヤ取りではどの程度のリスクがあるのだろうか?

サヤ取りは空売りと買いを同時にかけるため、相場全体が大暴落しようが大暴騰しようがトータルで大きな含み損を抱えることはあまりない。

確かに個々のペアで際限なくサヤが開いて含み損が大きくなるペアもある。しかし、トータルで見ると基本的にサヤが縮まる方向に進むペアも多い。多くのペアでサヤが開く方向に進むということもまれにある。しかし、信用余力をすべて使ったとしてもトータルで追証が発生するほど含み損を抱えることはまずない。

サヤ取りはサヤが開いたときに損切ラインを設けるのが通常である。自分の場合は損切ラインを建代金合計の5%と設定している。

もし、信用余力をフルに使ってすべてのペアが損切になったとしたらどのくらいの損失が発生するのか?

まずありえない想定ではあるが、もしそうなったとしたら信用取引は約3倍までレバレッジをかけられる損失は証券口座に入れてある資産のうち15%である。

サヤ取りは信用枠をフルに使ってかなり最悪に近い想定をしたとしても資産を15%失うリスクしかない。

現物株で片張りをした場合、どうなるだろうか?1日で15%以上下落する銘柄など普通にある。東日本大震災時の東電は価格が10分の1まで下落している。もし現物株として保有していたら90%もの損失である。

これに比べるとあり得ないくらい最悪の想定をしても15%しか損失のでないサヤ取りはいかにリスクの低い投資手法かということがわかるであろう。

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幅魔王のプロフィール


大企業脱サラ個人経営者
東京大学、東京大学大学院を卒業し、大手企業に入社
順風満帆に出世街道に乗る平凡な人生を歩むものと思われていた。
しかし、出世したところで仕事量、責任が増えるだけで大して給料は上がらない。 むしろ絶対に出世したくないと思っていた。 一方で、出世しないと左遷され、子会社・取引先・辺境の地に飛ばされてしまう。
出世も左遷も嫌ということで、入社6年目の2012年に脱サラに興味を持ち始める
2013年にGBC(今のVBC)と出会い、脱サラを目指し、物販ビジネスを開始
物販ビジネスを開始後、半年間は赤字だったが、それ以降黒字に転じる。
2014年12月以降、急激に売上が伸び、2016年1月~3月にかけて月利50万円を3か月連続で達成する。
2016年10月 入社10年目34歳にして大企業の看板と安定収入を捨て、無謀にも脱サラし、個人経営者として歩み始める