無一文になるリスクよりも会社員のリスクのほうが高い


脱サラして失い最も大きなものは安定収入である。逆に言えば、金銭的な問題さえ解決できれば会社員でいる必要などない。幅魔王も色々なケースを想定して無収入でどれくらい生きられるかを想定している。しかし、脱サラして無一文になるリスクよりも会社員でいるほうがリスクが高いことがわかる。

どこまで最悪のケースを想定してシミュレーションすべきか

幅魔王は2016年10月に10年近く勤務した大手企業を退職し、脱サラした。

脱サラ後はこれまで続けていた物販ビジネスを専業としてやっているが、会社員と違って毎月決まった収入が入ってくるわけではない。

安定収入がないと当然のことながら不安になるので、無収入で貯金が尽きるまでどれくらいあるのかというのをよくシミュレーションする。

資産ベースでは脱サラ当初は無収入でちょうど3年生き残ることができた。しかし、脱サラ後に退職金をもらい、株価は上昇し、物販ビジネスは好調だった。これによって脱サラしてから3か月が経過した2017年1月末の時点では無収入で生き残ることができる期間は3年8か月となった。

しかし、このシミュレーションは、株や投資信託を現在の価格で売却できたという想定のもと計算している。

もし、株や投資信託がすべて0円になってしまったらどうなるのか?

現金ベースで生き残ることができる期間を計算すると脱サラ時ではちょうど1年だったが、脱サラしてから3か月が経過した2017年1月末の時点ではこちらも1年4か月に伸びている。

株や投資信託がすべて0円になる確率は限りなく0に近い。こういう計算をするとき、どこまで最悪のケースを想定すべきか悩みどころではある。

無一文になるリスクよりも会社員のリスクのほうが高い

上記のシミュレーションは支出についてもかなり最悪に近いケースを想定している。

幅魔王はマレーシア・ジョホールバルとタイ・アユタヤの2件の海外不動産を購入した。これらの不動産のローンや管理費はいずれも稼働率が0%という仮定で計算している。

無収入という仮定のもと貯金が尽きるまでの期間を計算しているが、国民年金や健康保険料は会社員時代の収入をもとに計算している。さらに、生活費も毎月5万円くらい余分にかかるものとして計算している。

さらに最悪のケースを想定すると物販ビジネスで仕入れた商品が売れずに大量に在庫になるということもある。

しかし、これ以上最悪のケースを想定したところで仕方がない。

・病気や事故で入院して多額の医療費がかかるケース
・訴訟を起こされて多額の賠償金がかかるケース

ここまで考えてしまうとむしろ会社員を続けていたほうが長時間労働で病気になったり、人間関係でもめたり、辺境の地に転勤させられたりとリスクが大きくなる。

最悪のケースを想定してシミュレーションするのは間違ったことではない。しかし、あまりにも最悪を想定しすぎるのもよくない。「町を歩いていて隕石が落ちてきたらどうしよう」とし心配しているようなものである。

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幅魔王のプロフィール


大企業脱サラ個人経営者
東京大学、東京大学大学院を卒業し、大手企業に入社
順風満帆に出世街道に乗る平凡な人生を歩むものと思われていた。
しかし、出世したところで仕事量、責任が増えるだけで大して給料は上がらない。 むしろ絶対に出世したくないと思っていた。 一方で、出世しないと左遷され、子会社・取引先・辺境の地に飛ばされてしまう。
出世も左遷も嫌ということで、入社6年目の2012年に脱サラに興味を持ち始める
2013年にGBC(今のVBC)と出会い、脱サラを目指し、物販ビジネスを開始
物販ビジネスを開始後、半年間は赤字だったが、それ以降黒字に転じる。
2014年12月以降、急激に売上が伸び、2016年1月~3月にかけて月利50万円を3か月連続で達成する。
2016年10月 入社10年目34歳にして大企業の看板と安定収入を捨て、無謀にも脱サラし、個人経営者として歩み始める