幅魔王を海外研修に行かせてはいけなかった

Pocket

幅魔王を海外研修に行かせてしまったのは会社としての大きなミスであったであろう。幅魔王は海外研修を会社内でのステップアップの場でなく、脱サラのための足掛かりとしてとらえていた。

脱サラに限りなく近い自由が味わえる海外研修

幅魔王が脱サラをする2年前から半年間、会社から海外研修というものに行かせてもらった。

海外研修はTOEICの点が一定の基準を満たしており、留学や海外駐在など海外に関する会社の他のプログラムを利用していない人はほぼ行くことができる。

その海外研修というのは脱サラ後の生活の予行演習に等しいものであった。

具体的には、
・1人部屋が与えられる
・深夜・早朝でなければ基本的に職場にいつ来ていつ帰ってもよい
・1週間など長期に休暇を取るとき以外は無断で休んでもよい
・現地の職場の人に事前に連絡すれば、1週間休んで旅行にいてもよい
・仕事のノルマは月1回の報告書と研修終了後の発表準備だけ
・現地の職場で面倒を見てくれる人がいるが、上司はいない
のような感じである。

そのほかにも現地の職場の人に食事やゴルフをはじめとしてプライベートで色々なところに連れて行ってもらった。

「半年間リフレッシュ休暇をもらったようなものだ」と表現した先輩もいた。幅魔王のいた会社の海外研修はまさに脱サラ後の生活の予行演習ができる場と言えよう。

海外研修は脱サラのための足掛かり

この天国のような海外研修であるが、半年しかない。最初のころは非常に楽しいが半分を過ぎると、日本での仕事に戻りたくないと強く思うようになる。

幅魔王はこの自由を半年ではなく永遠のものにしようと思っていた。

幅魔王が海外研修に行ったのは冬の時期であり、気温がマイナスになる地域であった。この状況では嫌でも引きこもりになってしまう。

幅魔王はこの状況を利用して、副業でやっていた物販ビジネスを拡大させることに成功した。海外研修終了後には本業を超えるまでは行かなかったが、副業だけの収入で最低限の生活ができるくらいまでにはなっていた。

本来、海外研修というのは海外で経験を積んで、それを会社のために還元させる目的で行かせるものである。しかし、幅魔王にとって海外研修は脱サラのための足掛かりでしかなかった。

幅魔王が海外研修で一番力を入れた活動は副業である。同僚に「海外研修で何をしてきたの?」と言われても答えに困るのは当然である。このような幅魔王は海外研修に行かせてはいけない典型の人間であったといえよう。

この記事にコメントを書く

(必須)

トラックバックURL

幅魔王のプロフィール


大企業脱サラ個人経営者
東京大学、東京大学大学院を卒業し、大手企業に入社
順風満帆に出世街道に乗る平凡な人生を歩むものと思われていた。
しかし、出世したところで仕事量、責任が増えるだけで大して給料は上がらない。 むしろ絶対に出世したくないと思っていた。 一方で、出世しないと左遷され、子会社・取引先・辺境の地に飛ばされてしまう。
出世も左遷も嫌ということで、入社6年目の2012年に脱サラに興味を持ち始める
2013年にGBC(今のVBC)と出会い、脱サラを目指し、物販ビジネスを開始
物販ビジネスを開始後、半年間は赤字だったが、それ以降黒字に転じる。
2014年12月以降、急激に売上が伸び、2016年1月~3月にかけて月利50万円を3か月連続で達成する。
2016年10月 入社10年目34歳にして大企業の看板と安定収入を捨て、無謀にも脱サラし、個人経営者として歩み始める